2020年から教科になった英語。小学校の授業で、どんなことをしているか気になりませんか?(2023年最新の小学校英語事情はこちら)
小学校外国語での大定番【キーワードゲーム】を知っていますか?
3・4年生の外国語活動でも、5・6年生の外国語でも、どの学校でも人気のあるドリル練習の活動です!
おそらく日本中の教室で、いままさに行われているでしょうw
「どんな活動?」「家でもできそう?」実際に小学校の現場での経験から、キーワードゲームを掘り下げてみます!
みんな大好き!英語のキーワードゲームのやり方
新しく語いを導入したあとなどに、よく行うアクティビティNo,1です!
たくさん先生の発音を聞き、真似をすることで良いドリル練習になるから。
そして対戦式なので、燃える燃えるw 盛り上がりすぎてケンカや涙にならないように注意も必要です・・!
キーワードゲームの定番のやり方
- ペアになり、机の真ん中に消しゴムを1つ置く
- キーワードとなる語いを決める
- 先生がいくつか語いを言い、子どもはそれを繰り返す
- 先生がキーワードを言った時に、消しゴムを早取りする
楽しく活動するためのポイント5つ
キーワードゲームはポイントをしっかりおさえると、単語の定着に非常に有効です。遊んでいるだけじゃないw
楽しく盛り上げつつ、定着を意識していきますよ!
1,テンポが命!
リ・ズ・ム♪にのってテンポが命!手拍子を入れるのもありです♪
2,くるか?くるか?のドキドキ感!
同じ単語をくり返すことも「え、何回言わせるの!?」とドキドキしっぱなし!みんな自然と声が大きくなっていきます。
単語の最初の音で、さらに耳に集中させることもできます。
例えば、5,6年の学習語彙の場所を表す言葉だと、school,swimming pool,shopping mallなどです。
じっくり耳をすまさないと、フライングしちゃう!
3,譲り合い♡
消しゴムを負けた人の方に少し近づけてあげること。高学年になると自然とやってる子達もいて、あったかい気持ちになります。
4,ポイント制で、ラストはポイントアップの大逆転!
消しゴムをとるたびに、1ポイントの得点制にするのであれば、ラストは3ポイントにしたりして逆転も狙わせてあげることができます。
5,大事!最後の声かけ
一番大事なのはココ!負けず嫌いな子は、泣いたりしちゃう子もたまにいます。
「しっかり聞いて大きな声で言えたかな?それがみんな出来てたね!
Good job,everyone!」パチパチパチ!
脱マンネリのテクニック
ピクチャーカード以外の準備もいらないし、効果的に練習ができるキーワードゲーム。でも「またか・・・」と子ども達もマンネリしやすいです。
いつもとひと味違う!?子どもを引き付けるテクニックをご紹介!
ペアではなく、トリオやグループでする
いつもお隣さんとではなく、相手を変えるのはもちろん、たまには人数を増やしてみましょう。
消しゴムの数だって増やせます!子ども達の様子次第で、自在にカスタマイズ!
手は頭ではなく、身体の部位で変化をつける
盛り上がると消しゴムに少しでも近づこうと前のめりになる子どもたちw
一回ずつ、スタート前の掛け声は、「Put your hands on your head!」で、始まるよ!と注意を引きます。
慣れてきたら、その頭におく両手をon your knees/back/elbows/stomach/toes・・・と変えていくのも楽しいです。どのクラスにも、
せんせ〜、次はnoseはどう〜?
と、アドバイスしてくれる子が出てきます。
メインで使用する語い以外に、身体の部位を表す言葉も覚えることができます。
おうち英語でもやってみよう!
おうち英語でも楽しめるキーワードゲーム。年齢の離れた兄弟やパパに参加してもらったら、思う存分ハンデをつけて盛り上げましょう!
幼児のお子さんは、動物や果物などカンタンなグループの単語からはじめてみましょう。
おうちでやるなら、実物を目の前に並べてやってみたり、ママが指差しながら繰り返させたりとアレンジもできますね!
Thank you for reading!
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