2023、9月前半に南インドのコーチン(コチ)へ無事に行ってきました!
旅の思い出編では、子連れでインド旅は実際どうだったか?
旅育的な視点からもレポートします。
日本からインドへ 移動のあれこれ
わが家は地方在住なのでまず成田空港まで行くのも半日かかるので、空港近くで前泊することにしました。
ホテル予約はアゴダかBooking.comで。アプリで予約が管理しやすいのでオススメです。
いよいよ出発!
シンガポール航空の11:10成田発▶17:20シンガポール着、乗り継いで
20:00シンガポール発▶22:00コーチン着予定。
そこからドキドキの入国審査。
時差もあるので、計14時間の移動でした!w
きついってわかっていたけれど、本当にきつかった〜〜〜(泣)
南インドの食文化
北インドを周遊した私たち夫婦にとって、インドの食べ物はカレー味が多すぎるけど、辛すぎて食べれないものはなかったし、むしろさほど辛くない。という印象でした。
しかし甘くみていました!(チャイやお菓子は激甘ですが)
国土面積日本の9倍のインド。そりゃ食文化も北と南じゃまったく違いました!
カレーはすべて辛い!! スナック菓子も。
No spicy!No hot!は信じてはいけない
ホテルのビュッフェや街で入ったレストラン、スーパーのお惣菜コーナー、
わたし「Is this spicy? Can kids eat it?」
おっちゃん「Yes,yes!Not spicy! 」
で、信じてたべるとなかなか辛いw
こうゆうことが続くと、インドキッズは赤ちゃんの頃からスパイスの効いた料理を食べているから、始めの基準がもう違うのかな?という結論になりました。
街歩き・観光について
実は南インドのコチはこれといって有名な観光地があるわけでもないんです。しいて言うなら、アーユルベーダ発祥の地。
今回は、街歩きを通しインド文化を楽しみながらホテルでゆっくり過ごすがテーマでしたが、蓋をあけてみるとアクティブな夫は色々なところに行きたがり、結局一日ホテルで過ごす・・・なんて日はありませんでした。
滞在したGrand Hyatt Cochi Bolgattyは最高にステキなホテルでした!眺望もFantastic!
レアな漁法:チャイニーズ・フィッシングネット
チャイニーズ・フィッシングネットは、ケララ州・コチ近郊でのみ見られる漁法。
その昔中国から伝わったということが名前の由来のようです。
丸太を何本も使って組み上げた大がかりな装置で、巨大な網を海中に沈め、魚の群れが通り過ぎるタイミングを見て引き揚げます。
コチの海には魚が多く、小さなものから大きい魚まで撮れるこの漁は数百年もの間続いています。
フォートコチというエリアへ船で渡り、海沿いをあるいていたら、タイミング良く今まさに魚を引き上げる瞬間を見ることができました!
これはおじさんがクラゲを見せてくれているところw
周りは地元の人達が、今晩のおかずを買うために魚を見定めています。
エレファント・トレーニングセンター
この日はコチ市内から車で一時間半ほどのコダナードにきました。ペリヤール川のほとりのとても静かな森に象のトレーニングセンターがあるからです。
本当はムンナールというエリアまで足を伸ばせれば、野生のトラや野外のアクテビティなど楽しめるらしいんですが、なんせ行くだけで半日かかるということで諦めました(泣)
ここのエレファントセンターは20頭ほどの象がいて、川での水浴びも見れるというのでやってきたんですが、なんと水浴びは早朝だったようで見れませんでした・・無念。
しかし、こんな可愛いシャワーシーンに遭遇!
このセンターは賛否両論の口コミがあり、象の足を鎖でつないでいるのがかわいそうで動物虐待だというものもありました。
私たちは、象たちの生活の一部しか見ていないけれど、丁寧に身体を洗ってもらい、十分なエサをもしゃもしゃ食べている様子が見れたので満足でした。
おうち英語と旅育
このグログはおうち英語と旅育について発信しているので、2つのサイドから私が感じたことをまとめてみました。
おうち英語をしていて良かったと感じたこと
おうち英語をしていて良かった!!と思ったことがインド旅を通して3つありました。
- 英語にもいろいろあることを実感
- 自分が伝えたいと思った時、英語を使うことができた
- すでに英語という選択肢が広がっていた
1,英語にもいろいろあることを実感
これはインドという土地柄さらに強く感じました!
というのも、インド人の話す英語は『ヒングリッシュ』と呼ばれヒンディー語の訛りが強いです。
そして全員早口!わたしも聞き取れず、聞き返すことも多かったです。
これがヒンディー語なの?え、英語?なんかいつものと違うね・・
それもそのはず、いつもYou Tubeや英語アプリで聞いている英語は、ネイティブが話しているアメリカンまたはブリテッシュイングリッシュがほとんど。
世界中の人が英語を共通語としているけど、いろいろな英語があるね。と実体験を通し、話せたのがとても良かったです。
2,自分が伝えたいと思った時、英語を使うことができた
人見知りな娘。これしてくれる?と言うと正反対なことをするやんちゃな息子w
なのであまり期待はしていなかった実際に英語を話すチャンス。
でも!慣れてきたホテルの朝食会場で、
一人でフルーツジュースを作ってもらったり、パパのリクエストを聞いてかわりに注文してくれたり。
お店で、いくらか聞いてみたり。
数えるほどですがアウトプットができました。
ここで思ったことは、一週間じゃ足りない、せめて1ヶ月滞在できればもっと英語を使いたいと思えたんじゃないかと。
3,すでに英語という選択肢が広がっていた
飛行機内の個人モニターで映画を楽しむ際、日本語の吹き替えがないものでもアニメを楽しむことができました。
英語でもいいよ!
どこまで理解できているかはわかりませんが、すでに英語に対する抵抗感がないことがびっくりしました。
旅育を意識した海外旅行を終えて
今回の旅の目的は、準備編①にも書きましたが、
1,インドカルチャーの洗礼を受ける(ふりかえり◎)
2,日本とインドの違うところ、同じところを見つける(ふりかえり◎)
3,英語とヒンディー語であいさつしてみる(ふりかえり○)
4,色々な食べものに挑戦してみる(ふりかえり△)
1,インドカルチャーの洗礼を受ける
滞在したコチは、北インドのデリーやバラナシに比べると騙そうとするインド人もいなく野良牛もいなく穏やかな街でした。
しかし子どもたちにとっては、道路のガタガタやゴミの多さ、ハエやGokiさん、足が引かれそうな荒い運転のバイクやリキシャー。
また子ども大好きなインド人は、通りすがりにほっぺぷにぷにしてきたり、抱っこしようとします!?
日本ではそんなことありえないので、
娘は引き、息子は固まっていました・・・。
街も人も彼らにとっては、かなり刺激的でした。
2,日本とインドの違うところ、同じところを見つける
むすめに聞いてみたら、
おもちゃやさんが箱から出して遊び方をおしえてくれた。道は信号が少なくて渡るのが怖かった。犬が道でいっぱい寝てた。お祭りじゃないのに、道路にお店がいっぱいあって何でも売ってた!
たしかに!食べものもおもちゃも服もなんでも路上で売ってたよね。
車やオートリキシャーが多かったね。
道にいた人が、食べものやお金をくださいって言ってって言葉はわからないけど、悲しい顔とジェスチャーでわかったね。
なるほど、ジェスチャーや表情って大事だね。
おもちゃの実演販売、そして遊ばせてくれる、たしかに日本じゃあんまり見ないですね。
あとは、はじめてみた物乞いの人たちがやはり印象的だったようです。
同じところは、「カレーがあるのは同じだけど辛さが違う!」とのことでした。うん、めちゃめちゃ辛かったねw
3,英語とヒンディー語であいさつしてみる
「Hello!」「ナマステ〜!」とあいさつはできたけど、もう少し積極的に言えるとよかったので、次回の旅の課題になりそうです。
4,色々な食べものに挑戦してみる
フルーツは果敢に未知のものに挑戦していたむすめ。好き嫌いの激しい息子は、カレーの辛さに恐怖を感じたあとはなかなかチャレンジできませんでしたが、少しづつ少しづつ・・・
前半に写真を載せたドーサやシャワルマをはじめ、スパイスたっぷりチキンシチュー、アッパム(インド版パンケーキ)などトライしていました。
とくにシャワルマが二人共、気に入ったようでした。
旅育インドのまとめ
わたしが旅に求めるものの一つ、
『日本とは違うことを体験する』
はじめての人、はじめての景色、はじめての味、はじめての匂い、はじめての感触、はじめての乗り物、はじめての感情。
インドにはこれらがギューっとつまっていました!
勝手にハードルあげていたけど・・・たしかに移動やら修行のように辛かったけど、
旅育的には100%心身ともに成長できそうなインドでした。子どもだけでなくもちろん親もw
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