◎異文化を知ろう!世界の絵本(日本語版)

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オススメのいろいろ

おうち英語ブログですが、英語絵本にとらわれず日本語の絵本も良いものをどんどん紹介していきます。

今回は『異文化を知ろう』内容もステキな世界中の絵本たちです。

おすすめの世界の絵本

アフリカの民話 しんぞうとひげ

「パウカー(はじめるよー)」
「パカワー(はーい)」
といってはじまるアフリカのタンザニアのお話です。

むかし むかし、あるところに、しんぞうと ひげが おりました。
しんぞうも ひげも びんぼうで、いつも はらを すかせておりました。

しんぞうとひげ 再話:しまおか ゆみこ 絵:モハメッド・チャリンダ
inoko
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続きが気になりすぎる始まり方すぎません!?

一気にお話の世界に引き込まれますw

内容:

心臓とひげははらぺこで21日間も水しか飲んでいません。
そんなふたりがばったり出会ってしまい!
心臓を食おうと飛びかかるひげと、逃げる心臓。けれども、どちらも腹ペコで体に力が入りません。ラストの展開にびっくり!

 名産のカシューナッツやマンゴー、動物たち、色鮮やかな腰巻布「カンガ」、たくさんのタンザニアの風景が登場します。自由で楽しく、味わい深い1冊です。

絵に惹かれ図書館で借りてきた

『しんぞうとひげ』www

当時3歳だった息子は絵とストーリーに魅了され、毎晩読み聞かせをリクエスト。

図書館へ返してからも忘れられないようで不憫に思い、母、購入を決意。

しかし、販売数が少ないようでなかなか見つけられず高値で購入(涙)

あげくの果てに、

ハマり具合が伝わりますでしょうか?

2年ほど経過した今も、息子はこのタンザニアのティンガティンガアートの絵本をこよなく愛していますw

1ページづつ、しんぞう達の色・大きさ・表情が全部違って、手書きのおおらかさが伝わります。

ストーリーだけでなく、アフリカの情景を楽しみながらそんな違いを発見するのもワクワクするようです。

ティンガティンガアートの絵本は本当に鮮やかです!他のおすすめはこの2冊。

『なかよしの水』は、生きていく知恵、助け合うこと、発想力といろいろ考えさせられる内容でした。

『どうぶつたちのじどうしゃレース』は何度読んでも大笑いのラストです!

水をくむプリンセス 著者:スーザン・ヴァーデ

わたしはプリンセス・ジージー。わたしの王国、それはアフリカの空と土ぼこりのたつ大地。でも、そこに水はない。だからわたしは、朝はやくおきて、ずっとずっととおくまで水をくみにいく。いつの日か、わたしの王国に、つめたくてきれいな水があるといいな。いつの日か、きっと。

スーザン・ヴァーデ, ピーター・H・レイノルズ他

内容:

アフリカの、ある水くみ少女の一日を描いた絵本。

西アフリカ・ブルキナファソ出身スーパーモデルのジョージー・バディエルさんの実話。

ジョージーは子どものころ、水くみをした経験があり水がどんなに大切かよくわかっています。

彼女はいまアフリカで井戸をつくる運動をしています。

絵本の最後のページに、実際のジージーやその活動の様子も書いてあるので、実話だということが子どもたちにも伝わります。

蛇口をひねればすぐ水がでることが当たり前の子どもたちには、驚きが多かったようです。

朝から何も食べずに水くみに行くこと

その水もすぐは飲めないということ

水は煮沸してやっと飲めるということ

水くみのために学校にいけない子どもがいること

小学校の推薦図書にもなっていました。文は少なめなので低学年〜読めます。

inoko
inoko

日本の子どもたちには遠い世界に思えてしまうけど、

世界の水の問題や児童労働を考える入り口になる作品です。

ナージャの5つのがっこう 著者:ナージャ・キリーロバ

内容:

主人公のロシア人の女の子、ナージャが5カ国(ロシア・イギリス・フランス・アメリカ・日本)の小学校を紹介。
学校に通う時の持ち物、教室の様子、学校での一日などそれぞれ違うことがいっぱい。
特に日本って、、、不思議!

こちらも実話をもとに、作者のナージャさんが各国の小学校に通った体験談をこどもの視点で書いている絵本です。

ロシアは朝ごはんも学校でたべたり、アメリカの教室にはソファがあったり、教科書はお下がりが基本だったり。

そのなかでも日本は、
みんな同じ黄色い帽子を被って同じランドセルを背負ってるのはなぜ?
さかあがりって? 給食当番って? うわばきって? 先生はいつもジャージ? 

たしかに、、、w

むすめ
むすめ

ナージャが「太陽を黄色じゃなくてみんな赤でかくんだよね、不思議!」

ってほんとにそうだよね! わたしも気づかなかったー!

inoko
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ナージャの視点を通して5つの国の文化がのぞけると共に、

私たちの当たり前は当たり前じゃなかったんだ!という発見があるね。

1年生の娘はこの本を読みながら、私の教室や先生はこうだよ、と色々話してくれるので会話も広がり嬉しいです。年長さんや低学年に丁度いいですね。

みんなスーパーヒーロー  著:カマラ・ハリス

ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー1位
(Children’s Picture Books部門)

内容:

スーパーヒーローに憧れる少女だったカマラ・ハリスさんはヒーローは身近にたくさんいることに気がつきます。

いつも自分を信じてくれるママ。たよりになる妹のマヤ。勇気をくれるパパ。
正義のためにがんばったインドのおばあちゃんとおじいちゃん。
助けあう友だちや、世界の広さを教えてくれた小学校の先生…。

女性、黒人、アジア系として初の米国副大統領となったカマラさんの自身のライフストーリーをもとに書かれた、世界中のこどもたちへのメッセージ絵本。

スーパーヒーローってどんな人なのでしょう?

マントをつけていて悪と戦う人とは限りません。

実はあなたの周りにいて、助けてくれたり、いつも一緒にいてくれたり。すごいな、ステキだな、憧れちゃうな〜という人はみんなスーパーヒーローなんだねっと思わせてくれる1冊です。

inoko
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周りの人のいいところに気づける子になってほしいな

以前、小学校5年生の外国語の授業で【My hero.】という単元があり、

有名人や芸能人だけでなく、家族や友達を紹介している子達がいたなぁと思い出しました。

この本を読むと、ヒーローという言葉の自由や幅広さをおしえてくれます。

読んだあとに、お子さんに「Who is your hero?」と聞いてみてください。

まとめ

異文化を知る世界の絵本、いかがでしたか?

日本の本じゃないというだけでも、どこの国?どこにある?といった会話も広がります。

4冊ともわたしも子どもたちも大好きな絵本です。

本って最終的には子どもの好みですが、今回は親が読み聞かせたい絵本としてご紹介しました。

知識や発見、なによりおもしろい!気持ちを大切に、これからも良書を発掘していきたいです。

Thank you for reading!  inoko

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